西新宿エリアの賃貸事情

西新宿エリアの特徴
西新宿エリアとは、新宿駅の西側一帯の地域のことで、渋谷区や中野区と隣接したエリアです。
西新宿の名前の由来は、読んで字のごとく新宿地区の西に位置することからですが、この名称になったのは住居表示が実施された年である、1970年のことです。
それ以前は西新宿の大部分が『角筈(つのはず)』と呼ばれていました。
現在の西新宿には繁華街や新宿新都心といわれる超高層ビル街があり、また、映画『ゴジラ』の舞台としても有名です。
そしてこの超高層ビル群は日本最大級のオフィス街である為、日中このエリアに人口が集中する傾向があります。
その反対に、休日は出勤する人が少ない為、比較的静かな印象になります。
また、新宿駅から一駅先の西新宿駅周辺は、新宿駅から徒歩圏内にもかかわらず、喧騒から離れた古くからの住宅街も残る、落ち着いた雰囲気が漂っています。

西新宿エリアの基本情報
西新宿エリアの世帯数と人口について、14,164世帯、20,262人※1の人々が住んでいます。
学区内には小学校が4校、中学校が3校※2があります。
※1※2 参考元:新宿区 2019年住民基本台帳人口町丁別世帯数及び男女別人口
新宿区 2018年町名別学区域一覧表

西新宿エリアに住む魅力
西新宿エリアに住むメリットとして1番に挙げられるのは、なんといっても交通アクセスの利便性ではないでしょうか。
西新宿駅から全国各地へ向かう新幹線が乗り入れる東京駅までは乗り換え無しで、品川駅までも乗り換え1回で行くことができます。
また、西新宿エリアから徒歩10分程で利用できる新宿駅は、世界一のターミナル駅との異名を持ち、JR線や東京メトロ、京王線や小田急線といった私鉄等、多くの路線を乗り入れています。
交通アクセスの他にも魅力はあります。
京王百貨店や小田急百貨店、さらにはヨドバシカメラ等の家電量販店があり、買い物へ出掛ければ必要な物が大体揃うといっても過言ではありません。
さらに、西新宿駅周辺には新宿中央公園や東京医科大学病院もあり、お子様のいる方やお年寄りまでどのような世帯の方でも安心して暮らしていただけます。

西新宿エリアの家賃事情
さて、ここで気になる家賃についてです。
間取りごとの平均家賃相場を以下にまとめました。

ワンルーム、1Kの場合であれば駅から少し離れたところで築30年ほどであれば家賃が5万円前後の物件もあります。
反対に比較的年数も新しく、駅から近い物件であれば家賃が30万円程度かかる場合もあります。
交通アクセスの利便性と、都心部にありながら落ち着いた雰囲気を合わせもつことから、家賃相場は東京23区の中で7番目であり平均より少し高い設定となっております。
しかしコンビニや飲食店が充実しており、公園や図書館、病院といった施設もあるので、とても住みやすいのが魅力的だという意見もあります。
さて、家賃についてですが、一般的に家賃は手取り月収の3分の1程度を目安にと言われています。
例えば手取り月収が30万円の場合、家賃は10万円を目安にするということです。
そこで気になるのは新宿区に住んでいる人の給料はいったいどのくらいなのか、ということではないでしょうか。
調べてみたところ、平均年収は501万円、手取り月収はおよそ32万5千円という情報がありました。
日本人の平均年収は432万円※3なので、平均より少し高い給料を貰っている人が住んでいる傾向にあります。
※3 参考元:平均年収.jp 平成29年度の平均年収

まとめ
西新宿エリアはビジネス街でありながら、都会の喧騒から離れた落ち着いた雰囲気を併せ持つエリアです。
デパートからコンビニ、公園や病院まで周辺施設が充実しているところや、なによりも交通アクセスの利便性が大変魅力的です。
家賃は平均より少し高い物件が多いですが、単身者やお子様のいる世帯、お年寄りなどどの世帯も安心して暮らせる、便利で住みやすい街だと言えるのではないでしょうか。